外壁塗装施工事例

外壁塗装・弾性スタッコ壁面塗装の場合

弾性スタッコ壁面の下塗り工法は2種類あります。
1.2液エポキシシーラーか2液エポキシ樹脂かカチオン樹脂で固着させる。
2.弾性スタッコ専用のエスケー化研アンダーサーフDSをお勧めします。
機能として、スタッコ壁面には目に見えない小さな穴が沢山あるため、
塗膜の間に水が入った場合、通気性のない塗膜の中で水蒸気が膨張し
塗膜の膨れを発生させます。その点アンダーサーフDSは通気性のある
下塗り材です。しかし難点もあります。アンダーサーフDSを使用した場合
上塗り塗料は艶有りは使用できません。なぜかというと、艶ありは通気性が
なく、つや消しになります。3分艶でもOKです。     
弾性でないスタッコでは、膨れの心配は殆どありませんが、万が一を考えるなら安心出来るアンダーサーフDSをお勧めします。
価格も通常の下塗り材より3倍はしますし、塗面積も少ないので殆どの業者は使用していない思います。
  
    

外壁塗装 サイディングボード下塗り

数十年経過しているサイディングボードは洗浄後に素地が非常に劣化しています。

下塗り1回目を実行した場合、下塗り剤(1液水性浸透性カチオンシーラー白)が

素地に吸込みマダラ模様が分かります。下塗り2回目を実行した場合素地に下塗り材が

止まった様子が伺えます。なぜ2回も下塗りをするのか?

答えは、上塗りをする時に素地への吸い込みを抑える為と、耐久性・耐候性を高める為です

塗替えの際は、外壁の下塗りが適正化判断が出来ます。

 

↑施工前           ↑下塗り1回目       ↑下塗り2回目